TEC5

トランスファー電子コントロール

TEC5テクノロジーの実証されたメリット：

TEC5テクノロジーの総合的な利点は、複雑な形状の部品に対して、最高の 粉体移動、優れた 回り込み効果、 究極の浸透性を 提供することです。顧客にとっては、塗布後の粉体の無駄が少なく、タッチアップが不要で、手戻りが少なく、部品加工に必要な生産時間が短縮され、生産性が向上するため、投資に対するリターンが高くなります。

究極のラップアラウンド効果

TEC5テクノロジーにより、粉体充填量を最適化します。

複雑な部品や凹部は常にコーティングされる。

TEC5は、部品の複雑さに関係なく、最適な性能を維持します。

長持ちする性能

証明された高品質の生産材料と精密な組み立て

サメスTEC5テクノロジー（トランスファーエレクトロニックコントロール）

TEC5テクノロジー （ Transfer Electronic Control）プロセッサーは、粉体の流れやパーツの距離などを考慮し、最適な電圧に自動調整します。

TEC5 テクノロジーは第5世代であり、セイムズの55年にわたる技術革新、経験、知識の賜物です。セイムズの専門知識は、高電圧ユニット（カスケード）と高電圧コントロールシステム（プロセッサー）の2つの新しい主要コンポーネントの開発に生かされています。

新世代のカスケードには厳選された電子部品が使用され、粉体用途においてパワフルで正確、そして長持ちする性能を実現しています。
InocontrollerとInoboxは共に、最新のソフトウェアテクノロジーと高電圧コントロールシステムの恩恵を受けています。

卓越した静電システムの最終的な性能上の利点は、オペレーターの安全を考慮しながら最大電流と高電圧を確保する当社独自のコントロールソフトウェアです。

静電の主要原理として、高電圧が粉体を動かし、電流が粉体を帯電させます。

TEC5テクノロジーは高電圧と大電流を同時に確保することができ、現在市場に出回っているどの他社テクノロジーよりも高度な方法です。(TEC5の図では、UC1（競合他社1）およびUC2（競合他社2）として示されています）。

TEC5の 図はスプレー距離と高電圧を示しており、スプレーガンと粉体塗装の間の距離が300～400mmを超えると、粉体には低電流で非常に高い電圧がかかるため、粉体に十分な電荷が供給されず、転写効率と回り込み効果が低下することを強調しています。反対側の端、コーティングされる部分との距離が30 mm（図の赤ゾーン）の下では、電流が急速に増加し、コントロールシステムが高電圧と電流をシャットダウンして、潜在的な危険を回避します。

TEC 5テクノロジーは 、 高電圧と電流の両方の長所を生かし、 最高の 搬送効率を実現します。